IOFT2017


10月11~13日までメガネの国際見本市「IOFT」が開催されました。
メガネナカジマの仕入れは当然ながら、会社として「GROOVER」を出展しております。

今季はブランドとしてトピックが多い年だったので、3日間ともに忙しくさせて頂きました。
景況は芳しくない中にありながら、昨年以上の手応えがありホっとしております。

早ければ年内にもGROOVERの新作をメガネナカジマにてご覧いただけます。

 


年々規模が縮小されている印象が否めないIOFTですが、来場者数は多かったと思います。
海外の展示会にもよく行っているので分かるのですが、そんなに人が少ない感じではないですね。

前述のとおり、眼鏡業界全体がスローなのでバイイングが読めないのは仕方ないところ。
ただ今回のIOFTにいて感じたのは、もう新しい時代の幕が開いたのだと確信しました。

小売はグローバリズムの大きな流れに飲み込まれるのと、変化できない日本ブランドは生き残れないのだと思います。
これはデザインとかブランディングではなくて、もっと違った意味合いでの強さを私達のようなインディペンデント系には求められています。


IOFTの期間中、来日されていたJacques Durand氏と沢山話すことが出来ました。
今季からジャック・デュランブランドは国内代理店が決まったので、2年間の空白を埋めることが出来ると思います。

彼らはGYARDで私達の製品を作っていると伝えると非常に喜んでいました。
GYARDは伝統的な製法を敢えて現時点では採用しているので、古き良き眼鏡を感じるそうです。

実際にジャック氏は「PLUS IS +」という自身で手作りしているラインを持っており、工房の画像を見せてくれました。

 

「今、イタリアでは産地偽装の問題が根深く、ジャック・デュランブランドはトレーサビリティーを徹底している」と力強く語っていました。
偶然にも今夏、アメリカでもイタリアの産地偽装問題を耳にしていたので、グローバルなトピックなんだと分かりました。

GYRADの物づくりと、自分たちで自社製品を売るという大事さを実感しました。

 

日本も眼鏡公正取引協議会が眼鏡類の表示に関する公正競争規約等の一部変更に関するQ&Aというのがあります。
製造のどの工程を日本で行なえば「日本製」なのか?という資料です。

プラスチックフレームの場合
「切削、成形、丁番埋め込み等の加工を行なった場合で、素材が他国の物でもかまいません。」
と回答しています。

マツケリ社など中国に限らない「ブランド素材」が存在するので、アセテート素材は仕方ないでしょう。
しかし「「切削、成形、丁番埋め込み等の加工」をしていな中国製を「日本製」と名乗っているブランドが多くあります。
この「切削、成形、丁番埋め込み」が工場として一番大変な作業なわけです。

特に貿易輸出向けの「日本製」は散々たる実情です。

GROOVERは全体の1%程度、マツケリ社の生地を使用しておりますが、基本的には唯一国内製造しているアセテートメーカー「タキロンローランド」の生地を使用しております。

このあたりの綻びから日本製の求心力が衰えていくんだと感じています。
10年先か20年先か分かりませんが、このツケは製造者全体が払うことになるでしょう。
もっと日本ブランドを大事にしなくてはなりません。
メガネナカジマの「日本製」セレクトの基準は常にここにあります。

商品を買われるお客様が持つ「日本製」の意識を考えるべきです。
中国でほぼ完成品となった商品に、「MADE IN JAPAN」のスタンプを押しただけの日本製を買ってるわけでは無いはずです。

 

 


メガネナカジマの仕入れもちゃんと行いました。
クラシック一辺倒だったトレンドが変化しつつあります。
逆にポストクラシックを提案できていないブランドもあり、明暗が分かれていました。

海外をみてもネクストのトレンドが定まっていないので、色んなデザインが出始めました。
なんか面白い時代に突入です。

 


GROOVERも年末に向けてIOFTで未発表だったクレイジーなモデルを出す予定なので、お楽しみに。

 

 

そんなこんなで今年のIOFTは実りのある展示会でした。
もう時代は革命前夜的なスタンバイ状態です。
しかし、それを成功させるにはギリギリの綱渡りをしなければならなそうです。

 

 

■おしらせ■
ウェブサイトのリニューアルやオンラインショップを、来年に向けてアップデートするためにサーバー移管などの作業を行っております。
完全なリニューアルまでに都度、ご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますがご容赦下さいませ。

ブログの更新も滞ってしまいました。
申し訳ございません。




 

 

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