stack
度の強いスポーツサングラスの弱点の1つがレンズの厚さ。
ただでさえレンズ面積が大きくなってしまうのに、
カーブしている分、レンズの‘渦’が目立ってしまいます。
そんな外観をミラーによって隠すテクニックのご紹介。
いずれも-6.00以上という強度の度付きにミラーを施したサングラスが
集中してあったので、特集してみます。
SPY ZOE /Deep Brown Base&Silver Miller
S-6.00以上あるには見えない仕上がりです。
ベースカラーが濃いとミラーが濃く反射するので、裏側が透けません。
Rudy Project Zyon メガネナカジマカスタム ソック&ノーズ
Oakley Ti-Cearl Type (ClearGrey×SilverMiller)
オークリーのチタニウムクリアっぽく仕上げました。
薄い色(クリア)ほど‘渦’が目立つので、これは良く使う手法です。
Oakley Splice/”WipeOut”(red×SilverMiller)
コントラストカラーのレッドにシルバーミラーを施した
メガネナカジマオリジナルカラーのワイプアウトの度付きカスタムです。
かなり好きな色合いです。今は亡きSPLICEのこれまたマニアックな
ガンメタフレームカラーに良くマッチします。
5月に入りましてかなり度付きカスタムのorderが増えております。
当店ではかなり特殊な加工もレギュラー納期ですが、それ以外の特注加工の
お時間をいつもよりかなり長めに頂くこともございますので、余裕を持って
ご準備くださいませ。
誠に勝手ながら5月20日は臨時休業致します。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
この記事へのコメントはありません。