PROGRESSIVE
スポーツサングラスのようにカーブの強いレンズでも
遠近両用をお作りする事が可能です。
8カーブでお手頃な遠近両用レンズはコダックです。
レンズ価格は¥33600(クリア/2枚)となり、見え方にトラブルが
起きそうな方には値が張りますがNXTのカーブ遠近がおススメです。
こちらは6カーブのフレームに先日発売されたばかりの
HOYA社のカーブ指定が出来る遠近レンズ「TF」を使用しました。
6カーブまでのフレームであれば、色々選択肢が増えますが
普通の眼鏡と同じで大丈夫であろうと、通常カーブを入れて
しまわれて、見え方がしっくりこない眼鏡の相談を多く頂きます。
カーブだけの問題で無い事も多く、ちょっと厄介です。
遠近両用メガネはカーブサングラスを作るよりも手間が掛かります。
更にカーブ遠近となれば最上級のスキルが必要です。
遠近両用眼鏡はレンズ設計と検眼を上手く組み合わせられないと
全く良いモノに仕上がりません。最近つくづくそう思います。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
この記事へのコメントはありません。