Silmo2013 in Paris

眼鏡の展示会で世界最大級のシルモ展(パリ)へ行ってきました。
メガネナカジマでスポーツ系ブランド以外のセレクトを大胆に変更しようと思い立ち一人パリヘ。
silmo2013

日本の眼鏡展示会も最大級と言われておりましたが、シルモ展の規模は日本の数倍という感じです。
シルモドールと呼ばれる部門別最優秀眼鏡大賞を日本のMASUNAGAとFactory900が受賞したので、とても嬉しい気分になりました。
MASUNAGAは当店でも人気のブランドです。

 

rally
この人、超ビッグネームの方でラリー・レートさんと言います。

“Oliver Peoples(オリバーピープル)”という今を時めくブランドがあるのですが、初代デザイナーで創始者?です。
一時代を築いた後でブランドを売却し、今は何をしているのか不明ですが存在感があります。
息子さんのブランド”GLCO GARRETT LEIGHT”のブースから出てきたところでした。

ギャレットレートも世界的なアメリカンクラシックの潮流にドップリと邁進しているので、日本を始め各国で人気を博しております。
ラリーさんと少し話せたのですが、思いの外で日本の眼鏡事情を知ってられました。
次なる何かがあるかもしれません。

 

COPPE&SID
次にこのお二人はコッペ&シドさん。眼鏡好きの方ならご存知のお二人です。
ブランド名もCOPPE&SID。

かなりデザインはいい感じなのですが、日本では色々とありまして苦労されているようです。
もともとはアランミクリ系のご出身だそうです。

モーニングコーヒーをご一緒させて頂きました。

 

kow
そしてこちらがエイジング加工しちゃう眼鏡ブランド”KOWALSKI(コワルスキ)”さんのブース。
今回判明したのですが、真ん中のハゲ親父がコワルスキさんらしいです。
記念撮影して頂きました。ブースのディスプレイはヴィンテージだらけでNice Family Company!
ドイツブランドながらアメリカンヴィンテージが多かったように思います。

当店でも人気のメガネフレームであります。

 

ex
香港のGROOVERディーラーさんでありますサイモン。
九龍サイドでEXCELLENT OPTICALという眼鏡店を営んでおります。

facebookでパリの美容室に行っていました。
キュートなお洒落さんです。

 

ve
最後にヴェネチアのオプティシャンのアレッサンドロ。
彼のファッションセンスは素晴らしかった。
会場内でそれほどオシャレな人を見なかったんですが、スタイリング抜群でサイズ感がナイスです。
ヴェネチアのお店を新しくしたようなので是非来年行きたいですね。

 

 

 

こう書いてみると自分でも遊んでいる感じがしますが、ちゃんと仕事をしてきました。
年末までにいくつかブランドを投入します。
ただ世界的にも面白いブランドは非常に少なく、目新しい物はありませんでした。
多方面に知り合いが増えたので、ブランド以外の部分でもちょっと面白くなりそうです。

chris
一つクレイジーなメガネが気になっており、取り扱えるかもしれません。
その鍵はクリスという新潟のアメリカ人が握っているのであります。
是非ミッションを成功させてサプライズなメガネを日本に持ち込んで下さい!

 

 

日本の眼鏡の価格は行き着くところまで行った感があります。
ヨーロッパではこのようなメガ価格破壊はこれからあるかも?という前兆的なムードを感じました。
先進国一安いと言われる日本の眼鏡はどうなってしまうのでしょうか?

この状況は世界のトレンドをいち早く日本が突き進んでいると私は思っています。
現にGROOVERを始め、日本では色んなインディーブランドが勃興していますが、こういう流れは日本だけではないのかなと思います。
これだけ景気が悪いのにインディーブランドが出てくるのは面白い現象だと今回の旅で感じました。

DOWN PRICEな流れはそろそろ過渡期でしょう。無駄に高いものは淘汰されつつあります。
価格なりの眼鏡が出回り過ぎていて、ルイ・ヴィトンのバックを持って¥3990の眼鏡では当然格好が付きません。
業態としてそういうプライス感のお店も必要だと思いますが、私は魅力的でかっこいいメガネを売りたいと思っています。

少しづつメガネナカジマも変化しながら皆様に充実感ある眼鏡をご提案できるよう頑張りますので、今後共よろしくお願いいたします。
パリで何とも言えぬモヤモヤスランプを脱出しかける手応えがありました。

 

Special Thanks A.I(B.B)

 

 

 

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