Wearable???

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ウェアラブルEXPOなる展示会へ行って来ました。
思い起こせば90年代の終わりの頃、腕時計型のポケベルが発売されるという情報をBRUTUSで見つけて以来、このジャンルをフォローし続けております。

今で言えばジャンルは異なりますがPDAが進化したスマホの大成以外に、あまり流行ったものと言うか、実ったモノが無いジャンルのような気がします。
90年代はSAURUSが”出来る男のツール”であり、ウェラブルは未来のツールでした。

そんなガジェットは男心を存分にクスぐってくれるのであります。

Google Glassの登場により触発され、自分の携わる分野でも何かを見出したかったわけで、展示会へ参戦となりました。

 

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OAKLEYが一昨年にリリースしたAirwave

・スマートフォンの着信とテキストメールを確認
・音楽コントロール
・ナビゲーション
・スピード計測   …..etc

と色んな事が出来ます。

ガジェットとしてはとても面白いのですが、Recon社の製品を組み込んでおりOAKLEYの独自性をあまり感じられず残念ですが、これからって感じの期待感はあります。

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ファーストステップの製品なので日本ではほとんど販売されていないようです。
ディスプレーを見るには小さく、見ようと集中すると他の景色が入ってきません。

メガネ型ウェラブル製品はこの問題が宿命的について回り、どの製品も同じことが言えます。
今日入ってきたニュースで「グーグルグラス 販売を中断」とありました。
グーグル・グラスを試用できるという名目で、一部の方々に販売されていましたが中断する模様。

2年に渡って多くのデザイナーなどに配布されたようですが、核心的な利用方法には至っていないようです。
ニュースはプライバシーの問題としていましたが、それ以前に「どう使うか?」という問いに対して、ライフスタイルに何かをもたらしてくれるような明確な答えを見つけられなかったように思います。

過去のウェラブルな端末と似た経路を進行中な気配がたっぷりです。
ひとまず仕切り直しと言ったところでしょうか。

それこそ10年以上前にBURTONがiPodコントローラを組み込んだスノーボードジャケットの方が、シンプルで分かりやすいウェラブルだったように思います。
それから考えるとこういったハンディーな端末は日進月歩で進化してきたんだなと実感です。

 

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他にも色々とメガネ型のウェラブル端末がありました。
色々と見ている内に増永眼鏡が数年前に作っていた「Teleglass」は今?、JINSの「MEME」はどうなってる?など思い起こさせます。

いつも同じ所で引っ掛かってブレイクスルーしないメガネ型ウェラブル端末です。

 

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作業現場でのマニュアルや在庫管理などのワーキングスペースでの利用提案も多かったのですが、スマホやPDAで現場作業は対応出来ていると思います。
もしかしたらスマートウォッチのディスプレイを曲面大型化した方が便利かもしれません。

メガネ型はバーチャルじゃない方の視界に影響が多すぎるのと、小型ディスプレイを見るのが疲れます。

メガネ型ウェラブルデバイスはもっと違った方向で良いなと確信したので、私自身も少しづつ手を付けたいと思います。
開発や生産は出来ないので、もっとライフスタイルな使えるウェラブルを探したいと思っています。
ちょっと狙っている製品があり、交渉中です。

メガネ型ウェラブルに限らず、ウェラブルデバイスが花開くのはまだまだ先なのかなと言った印象ですが、製品を小型化する技術革新は目を見張るばかりです。

引き続きフォローしていきたいと思います。

 

 

 

rayban
同日開催だったRAYBANとITALIA INDEPENDENTの展示会にも顔を出しました。
イタリア勢が世界的に元気です。

 

independent
サテライト気味ですが1月の展示会という、また新たな局面が頭角を現し始めています。
とても多くの事が変わってきそうな気配がした展示会周りでした。

 

 

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