POLARIZED
秋になり偏光レンズのご注文を多く頂くようになりました。
夏はそれほど目立ったご依頼は無かったのですが、このところ集中しています。
そもそも「偏光レンズってなんだ?」と思われる方もいらっしゃると思うので軽くおさらい。
■偏光機能なしの場合■
路面にこぼれた水や瓶が反射し白くなっています。
偏光レンズは光の乱反射を抑えてくれるレンズなのです。
偏光レンズのここがGOOD
-ドライブが快適に!雨の日も楽々です
-ゴルフコースの起伏がよく見える!
-水面を見る釣り人には必須レンズなのです
偏光レンズのウィークポイント
-濃いカラーがよく偏光する*薄い偏光もありますが”偏光効果がある”レンズとなります。
-液晶画面に少し干渉する
偏光レンズは通常のカラーレンズに+アルファな機能を備えたレンズです。
この1年で各社のラインナップがとても充実したので、加工性やレンズ設計の難点を完全にクリアしました。
価格的には多少割高なのですが、ご満足頂けるだけの機能があります。
メガネナカジマではフレームカーブに合わせたレンズにストレスを掛けない加工や、度付偏光サングラスを快適にする設計をお客様に合わせてご提案しております。
特に遠近両用やスポーツカーブの度付設計は、HOYAをはじめとする大手レンズメーカーが本気を出してきたので進化しています。
偏光性能も各社横並びになってきたので、度付は専用&カスタマイズ設計が出来るメーカーにシフトしつつあります。
度無はTALEX(タレックス)が色数も多く平均的なパフォーマンスが高いと思います。
偏光レンズは遠近両用レンズと伴に、この数年で一気に革新が起こったジャンルです。
良いレンズが揃っているので、どうぞご覧に下さいませ。
各社のレンズサンプル揃っています!
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
この記事へのコメントはありません。