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東京の眼鏡展示会WEEKが始まる前日の10月5日「V MAGAZINE JAPAN」が発売されました。
香港が誇るアジアアイウェア雑誌の雄と言っても過言では無いV MAGAZINEの日本版です。
私は創刊まで少しだけお手伝いさせて頂きました。

眼鏡があるライフスタイルを、私の年代くらいから見た世界観で表現しています。
直感的でリラックスしたコンセプトと、世界から見た”日本”という俯瞰とポジションを大事にしています。

私のFacebookやInstagramを見て頂き御存知の方もいらっしゃるかと思いますが、是非ともチェックして頂けましたら幸いです。

 

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ちょうど10年前、私たちは眼鏡業界に新風を巻き起こせるかもしれない千載一遇のチャンスがありました。
しかし時代は時期尚早と言わんばかりに微笑んではくれず、厳しい試練を与えました。
そして絶望的な不運も相まって、手も足も出ない10年が今も続いています。

とっても迷惑なネーミングですが”ロスト・チルドレン”っぷりを遺憾なく発揮している有様。

今、共闘するロストチルドレンもかなり疲弊してきています。
表舞台から姿を消した仲間も多くいます。
私達が夢を馳せた20代の頃のような若者に会うこともありません。
不本意ながらも大勢に身を寄せる同世代もいるでしょう。

そんな挫折と鬱屈から一筋の光明を見出すようなV MAGAZINE JAPANのリリースです。
ようやく私たちの時代の”何か”を形に出来た気がします。

10年前の無念から少しだけ立ち直れた気がして、とても嬉しかったです。
これからもう一度チャレンジできる舞台に立てるよう攻めます。

ずっと助けて頂いた方々にこの場を借りて感謝を申し上げます。

 

中島正貴

 

 

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