Spring Exhibition
今週の火曜日からスタートした”VOS_TOKYO”というメガネ展示会へGROOVERを出展しておりました。
4月12-14日の3日間に国内外のブランドが展示会を行う、渋谷~原宿を舞台にした毎年恒例の展示会WEEKです。
VOS_TOKYOは雑誌「V MAGAZINE JAPAN」が主催する展示会で、本家である香港とのリレーションを強みとした海外バイヤーが集まりやすい展示会です。
アジアのみならずヨーロッパからのバイヤーも来場し、規模は小さいながらも国際展示会の雰囲気が漂っていました。
近年、日本の眼鏡展示会は縮小傾向が否めず、世界的な視点からすると日本の重要度は最低ラインまで落ちてしまっています。
そこで”アジア”という枠組みで香港・台湾などと協調しながら眼鏡展示会を盛り上げていこうという機運の一貫としてVOS_TOKYOがスタートしました。
秋に香港で行われている眼鏡国際見本市がアジア最大の展示会となり、アジアの重要な局面はいつの間にか香港へ移ってしまいました。
10年前は秋に行われるIOFTという日本の展示会が、”アジア最大の国際見本市”と銘が打たれていましたが過去の話です。
香港がアジアNO1になれたのはV MAGAZINE HONGKONGの功績でもあり、彼らが積極的に世界へ飛び出した積み重ねが今に繋がっています。
市場として考えれば日本の方が大きし、ファッション感度も東京は世界でもトップクラス。
こと眼鏡業界では旧態依然とした勢力の無改革が招いた停滞は深刻で、そのギャップを縮めていかなくてはなりません。
GROOVERブランドもVOSを機に少しだけ展開が変わります。
自社工場での生産が始まり国産最高クラスの品質で作り出されています。
またGROOVERらしいプロダクトの追究を一層行う事により、販路が狭くなっても好きな人にご満足頂けるようなプロダクト造りに舵を切りました。
自社工場”G YARD”の真髄を今後ご覧頂けると思います。
メガネナカジマでも5月か6月にGROOVERフェアを開催予定です。
お楽しみに。
VOS_TOKYOには”CUTIE PAIのまゆちゃん”なる眼鏡大使にもご来場頂きました。
あいにく詳しいことは存じ上げないのですが、凄く頑張って眼鏡をPRしてくれているそうです。
そんなこんなで少しづつ数年掛けて準備していたことが、形になってご報告できるようになりました。
眼鏡が楽しくなる活動を今まで通り取り組んでいきますので、よろしくお願いいたします。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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