GROOVER by GYARD
GROOVERより自社工場「GYARD」から生み出される製品がラインナップされ始めています。
2011年に関東唯一の生産工場が閉鎖され、伝統的な眼鏡工場が無くなってしまいました。
先日のブログでも書いた通り、横浜で伝統製法に則り復活させました。
職人さんも熟練の方々に集結して頂きました。
国産最上級のプラスチックフレームと言って過言ではありません。
まずは小振りなシェイプで新しいGROOVERの提案をする”KENSINGTON”。
絶妙なサイズ感でクラシックフレームには無い大きさとなっており、今回のコレクションでは最も人気のあるモデルとなりました。
“THRASH”はスクエアシェイプの大きめサイズで、デイリーに掛けられる大人しめのデザインですが、掛けるとシャープです。
ケンジントン&スラッシュはメンズライクなデザインをしていますが、女性の方に人気があります。
ホントにそういう時代な感じをヒシヒシと受けている今日この頃です。
今回のコレクションの中でクラシック感が一番あるモデル”DOLL”。
実はDOUBLE DECKERに次ぐ鼈甲モデルとしてリリースの準備をしていましたが、ヴィンテージ眼鏡ではフィッティングが合わないから通常ラインで出して欲しいとのご要望がありレギュラーラインとしてリリースとなりました。
確かにクラシックテイストというより、ヴィンテージライクなモデルは少なく、リアルヴィンテージはコンディションやフィッティングなどのトラブルが付いて回ります。
いま流行しているクラシック眼鏡とヴィンテージ眼鏡は厳密に言うと年代が少し違います。
クラシック風眼鏡は80代~90年代に流行したモデルの再燃ですね。
ヴィンテージ眼鏡の人気どころはそれより前の物が多く、サンプリングがあまりされていません。
鼈甲シリーズはネクストを常に準備していますが、吟味に吟味を重ねていますので、出すに出せなくなってしまうデザインも多くあります。
前バーノンのテンプルをプラスチックにしたバージョンです。
前モデルはメタルテンプルでしたが、プラスチック工場の新設に伴い、よりプラスチックフレームの印象に強いものへ仕様を変更しました。
カラフルなカラーリングが特徴で、ヨーロッパでは断トツの一番人気になっているモデルです。
人気モデルも新色を追加しています。
“APOLLO”と”LEXINGTON”,”NEW ENGLAND”に新色を追加。
メガネナカジマに本日NEW VERNONが入荷したので、今春のコレクションをフルバリでご覧頂けます。
クセのあるデザインのGROOVERはビジネスシーンなどにはマッチしないかもしれませんが、個性的なライフスタイルを送る方に人気があります。
ブランドネームのように、ノリのよい心地よいデザインを提案し続けております。
GROOVERを掛けている方の人生、そのものになれるような眼鏡でありたいと願っています。
G.W中にお暇でしたらGROOVERの新モデルをチェックしにいらして下さいませ。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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