メガネ好きじゃなくても欲しくなる、一点モノのメガネアクセ『FACTORY NAP(ファクトリーナップ)』
CHECK!!
ひと味変わったメガネの展示会「渋谷メガネ“ランブル”の日」
先月の記事で告知したとおり、去る4月4日(月)~6日(水)の3日間、東京渋谷にてboot主催によるアイウェア展示会「渋谷メガネ“ランブル”の日」が開催されました。この春の時期に東京各地で催されるアイウェア業界のオフラインイベントの中にあって、一番こじんまりした規模でしたが、集まった8ブランドは“濃い口”な個性派ばかり。そんな彼らを会場にて取材したレポートをお届けします。第1回目は『FACTORY NAP(ファクトリーナップ)』です。
プラスチックフレーム専門のフルオーダーメイドをライフワークとするブランドですが、その一方で笑顔がこぼれるほど可愛いアクセサリーや小物を創っているのが、ファクトリーナップです。メガネ屋さんの店頭はもとより、百貨店やマルシェなどのポップアップイベントで目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
大阪発!オーダーメイドフレーム専門店のアクセサリー
ファクトリーナップは2009年に、大阪でオーダーメイドフレームの専門店としてオープンし、後にメガネをモチーフにしたアクセサリーも創るようになったそう。主宰するのは西 佳奈さん。ユニークで可愛いアイデアやデザインはもちろんのこと、生産も彼女自身の手で行われています。フレームづくりが背景にあるため、わずか数センチのメガネモチーフでありながら、つくり込みも実に細やか。生粋の職人肌でありながら、2019年には個展を開くなどアーティストとしての才能も遺憾なく発揮しています。
カラフルなアセテート製のメガネ型ブローチやピアス・イアリングはすべて、ひとつずつフレームと同じ工程で削り出して仕上げるハンドメイド。レンズの枠もしっかり抜いてあり、ラウンドやスクウェア、キャトアイなどのデザインの違いまでも再現したアクセは、言うなればリアルなダウンサイジングモデルです。フレーム作成時に出る端材を取り入れているアイテムも多く、すべてが1点モノという特別感も。
新作は「マスクを掛けられるメガネホルダー!」
個人的に気に入ったのが、写真の新作グラスホルダー。口の部分はグラスホルダーで、メガネの部分にマスクを引っかけられるハイブリッドな仕様は飲食時など、マスクを掛け外すシーンにとっても便利なのです。思わずクスッとなるキャッチーなデザインに加え、時流に合った目からウロコなアイデアやデザインも同ブランドの持ち味と言えますね。SNSにイベント出店の情報もアップされているので、定期的にチェックが必要ですヨ!
■FACTORY NAP■
HOME PAGE: http://www.factory-nap.com
FACE BOOK: https://www.facebook.com/FactoryNAP
INSTAGRAM: https://www.instagram.com/factory_nap/?hl=ja
実川 治徳
フリーランスライター
アパレルブランドの店長、プレスを経て2000年からフリーランスライターとして活躍。アイウェアやファッションに特化した記事をメディアに寄稿し続ける。2005年から眼鏡の専門誌として知られるワールドフォトプレス発行の「モードオプティーク」にて、アイウェアの国際展示会SILMのリポートを執筆し、世界中のデザイナーと親交を深める。2016年からはネコ・パブリッシングがバックアップする「V MAGAZINE JAPAN」の編集・執筆を手掛け、世界のアイウェアシーンを発信する。フリーランスのフットワークの軽さを活かし、現在はメガネブランド「GROOVER SPECTACLES」の北米向けセールス&プロモーションを担当。
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