プラスチックとメタルの融合を掲げ、新レーベルを発表したグルーヴァー スペクタクルズ

去る4月4日(月)~6日(水)の3日間、東京渋谷にてboot主催によるアイウェア展示会「渋谷メガネ“ランブル”の日」が開催されました。この春の時期に東京各地で催されるアイウェア業界のオフラインイベントの中にあって、一番こじんまりした規模でしたが、集まった8ブランドは“濃い口”な個性派ばかり。すでに開催から2ヵ月が経ってしまいましたが、引き続き会場にて取材したレポートをお届けします。最終回となる今回は『GROOVER SPECTACLES(グルーヴァー スペクタクルズ)』です

 

手作業の細かなカットや研磨による伝統的なメガネづくりを継承しつつ、ヒネリの効いたデザインを得意とする、GROOVER SPECTACLES(グルーヴァー スペクタクルズ:以下グルーヴァー)。今回の展示会では新しいレーベルがデビューするということもあって、大きな期待が寄せられていました。海外での人気が高い同ブランドのこと、コロナ過でバイヤー来場者は少なかったものの、SNSを駆使した円滑なコミュニケーションを図っていました。

 

構想から4年を経て遂に完成した新レーベル、BEYOND THE GROOVER


新しいレーベルの名は“BEYOND THE GROOVER(ビヨンド・ザ・グルーヴァー)”。ビヨンドとは(宇宙レベルで)超えることを意味しており、グルーヴァーを超えるグルーヴァーと言ったところでしょうか。ちなみにお値段もレギュラーコレクションに比べて2倍近く超えていますが(笑)。ではこのビヨンド・ザ・グルーヴァーとは一体何かというと「不定期に発表される、スモールバッチのハイエンドなコレクション」とでも言いましょうか。

 

数量限定&豪華パッケージのコレクションは、すでにSOLD OUT続出!?


ヴィンテージ&デッドストックのミリタリーファブリックを使って、リメイクのバッグなどを作成するROOM No.6に依頼したキャンバス地のソフトケース、そして桐のボックスと豪華なパッケージに包まれたビヨンド・ザ・グルーヴァーには、4つのシェイプに各4つのカラーバリエーションが用意されています。いずれも少量の限定生産品で6月現在の段階で、すでに一部のモデルは売り切れてしまったとのこと。凄まじい勢いです(汗)。

 

日本古来の死生観や宇宙観が込められた、厳かなフレームデザイン


コンセプトは「プラスチックとメタルパーツの融合」。グルーヴァーの工場は兼ねてからコンビフレームを得意としてきたのですが、それをさらに高次元で表現したかったとのこと。ARMSTRONとMIRANDAという2モデルにそれは顕著です。2つの素材が精巧に組み込まれたテンプルや埋め込まれた意匠など、そこには日本の宗教建築の様式美と哲学が込められています。構造やフィッティングがやや細めにデザインされ、掛け心地も向上されたことも相まって、いつものグルーヴァーとは違った厳かな気持ちで掛けたくなりそうですね。

 

 

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