メガネの日!boot4周年!メガネ都市伝説!

お陰様でbootも4周年を迎えることが出来ました。4年経っても試行錯誤する事が多くて、何かこうカチっと来ないもどかしさも有りながらも成長の痛みだと開き直っております。そう!まだまだ”成長痛”くらいの若輩者なのです。

本当の事を言うとbootを始めたのは2020年9月30日。「祝!4周年」の周年記事は昨日書くべきだったのですが、10月01日は「メガネの日」。そんなめでたい日にあやかりboot4周年の記事を書いているのであります。

4年前も「SNS全盛時代にブログのような長文サイトを今更やるか?」みたいな事を書いていましたが、まさに4年経過した今もそれは深化。とっくにアクセス数UPとか広告収入なんて諦めて、「未来へのアーカイブ作業」と割り切って突き進んでおります。

今日は「メガネの日」なので、メガネにまつわる都市伝説を行ってみよう!

 

メガネを掛けると視力が悪くなるの?


見えていないのにメガネを掛けない人が本当によく言うのですが、「メガネを掛けると視力が悪くなるんでしょう?」というフレーズ。その原因は、メガネを掛けて見える視力と、掛けていない時の視力を明確に認識するからだと思います。つまり視力差が分かってしまう事により、メガネを掛けていない時の視力が悪くなったと感じる方が多いという点に尽きると思います。

度数が強すぎたりすると弊害があったり、弱すぎる場合も人によって悪い場合があります。最適な度数でメガネを掛けることが重要です。

ちなみに老眼はガマンしすぎると、年齢の割に凄い強い度数から始める必要が出てくることがあります。”見ること”は目の運動ですから、遠くも近くも見えていないと目は衰えてしまうのです。

 

メガネを最初に掛けた日本人

参照:久能山東照宮博物館所蔵「目器」

参照:久能山東照宮博物館所蔵「目器」


1551年、フランシスコ・ザビエルが大名:大内義隆にメガネを献上したことが最古の記録で残っているようです。現存する日本最古のメガネは京都市の大徳寺にある象牙製の折り畳み式眼鏡。この象牙メガネは足利義政の物だと伝えられています。室町時代です。

1636年には約2万個、翌年には4万個近くがものメガネが輸入されていたそうです。当時は「鼻眼鏡」なのですが、思っていたよりも遥かに多い数です。
メガネ最古の歴史を探ってみると13世紀後半にイタリアで、レンズ単体ではなく視力を補助する目的のメガネが誕生したと考えられています。

メガネを最初に掛けた日本の有名人を探ると、必ず最初に出てくるのが徳川家康。手で持つタイプのべっ甲眼鏡で、正式には「目器」と言ったそうです。徳川家康は当時にしては75歳まで生きた長寿の人なので、老眼鏡としても使われたんでしょうか。

 

実は伊達メガネな芸能人


芸人さんのメガネを見ると、「度なしメガネだな」とか「レンズが入っていないな」などすぐに分かってしまうのはメガネ業界人のサガです。

近藤春奈さん(ハリセンボン)
そんな芸人さんの中でも近藤春奈さん(ハリセンボン)が伊達メガネであるというのです。「ちゃんと度付きレンズ入っていたよな?」と思っていたのですが、確かに最近の写真をみるとレンズが薄い。調べてみるとレーシック手術(視力矯正手術)をされたようです。メガネイメージが強いので、術後もメガネを掛けられて出演されているのでしょう。

 
宮川大輔さん
それはそれはメガネがトレードマークな宮川大輔さん。以前、YouTubeで「千原ジュニアさんにもらったメガネを収録前に掛けたらシックリきた」とお話されていました。眼鏡キャラは「ジュニアさんに導かれた」とも話していました。確かにメガネキャラも確立し、今や押しも押されぬ超売れっ子になりました。

 
大木凡人さん
全く知らない世代の方もいらっしゃると思いますが、テレビの司会などで活躍されたタレントの方でメガネの印象が非常に強い方です。ちょっと大き目でクセ強のメガネを掛けていると「大木凡人みたい」「塩沢トキじゃん」みたいな昭和のフレーズが飛び交っていた時代です。

大木凡人さんの伊達メガネ歴は長く、とある雑誌の取材で「小学生の時から伊達メガネを掛けていた」と話していました。元ヤクルトスワローズの古田敦也さんと、いとこ同士でメガネ同士。大木凡人さんは伊達メガネなのでややこしいのですが。

ちなみに大木凡人さんは芸能人喧嘩最強みたいな話がサブカル界隈で良く聞かれました。実は浅草キッドの二人が「背も高いし喧嘩が強いんじゃないか」という未確認のデマを流したことをキッカケで噂が流布したそうです。しかし後に本人も「昔からケンカばかりやってましたよ。」と事実であることが判明。「頭を石で殴られた!のこぎりで斬られた!」という頭のキズを隠すためにオカッパであるというビックリなカミングアウトまで。素手でナイフを掴んだエピソードなど武勇伝多数。噂話は本当だった、嘘から出た誠状態。

もはや伊達メガネやオカッパヘアーどころの話ではない。

 

そもそも伊達メガネの語源は?

よく言われるのはオシャレで有名だった「伊達政宗」から取って伊達メガネ。オシャレなファッションアイテムとしてのメガネという意味。wikiには『「立つ」で、これは「目立つ」や「男が立つ」という「引き立つ」という意味』だと書いてありました。「眼鏡は男を三分(さんぶ)上げる」と言われ、男性が眼鏡を装着すると3割増しで男前になるそうです。前出の大木凡人さんも「男はメガネをかけると男前が3倍上がる」と言ってました。

ではいつから伊達メガネカルチャーが日本で流行ったかと言うと、明治維新以降、西洋のファッションが花拓いた頃だそうです。そして文明開化。そのころもメガネは視力矯正器具だったそうですが、西欧文明の雰囲気がありインテリっぽく見えることを意識していたそうです。

江戸時代はメガネは超高級品ですから、伊達メガネは明治以降で間違いなさそうです。その後「メガネ」「胴長短足」「出っ歯」といった日本人への風刺へ繋がっていくのであります。

 
 
メガネの日に相応しかったか分かりませんが、メガネにまつわるちょっとした都市伝説でした。
bootの5年目もどうか御贔屓に。

 
 
 

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