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偏光レンズの需要が毎年この時期から多くなってくるのですが、
どうもインターネットにて間違った情報が流布されているようです。
情報源をリサーチしましたが、あまりに多く存在しすぎていて、
これでは仕方ないだろう・・・・といった現状にアドバイスになればと。
偏光レンズは通常のサングラスレンズよりプラスαな機能を
備えたレンズと言えますが、選び方を一歩間違えると全くダメな
レンズとなってしまいます。
TALEXも言うように通常の同素材の度付きレンズのクオリティーの
80%程度しかないのが偏光レンズです。*度付き度なしに関わらず
レンズ素材の間に異物(偏光フィルム)を入れるわけですから当然です。
ですので、偏光レンズの必要性の無い方は無理に偏光レンズを
選ばなくても良いのでは?と私は考えています。
しかしながら偏光レンズの見え方はとっても快適です。
当然価格も通常レンズより倍以上します。
失敗しない偏光レンズ選びはまず素材です。
見え方が良いのはCR素材で、ポリカは今のところ偏光には向きません。
いくら高くてもポリカの偏光は素材的に難しいです。
見え方よりも割れないなどの安全面を優先させたい場合はポリカは良いでしょう。
次にレンズ加工です。メガネナカジマはTALEX取扱い店舗の中でも
数店舗しか使用できない特許製法で加工しております。
この加工方法により歪の無い視界を得ることが出来ます。
つまり偏光レンズは加工に時間が掛かるので、
量産してしまうと元も子もありません。
CR素材であればレンズクオリティー的にはそこそこ良いと思いますので
見え方を優先される方はCRをお選び下さいませ。
TALEXやコダックでしたら色数も豊富ですので、好きなカラーをどうぞ。
セーフティーな素材をご希望で見え方もそこそこ希望される方は
NXT素材かカッチュウ素材がファーストチョイスとなります。
安い粗悪な偏光レンズを買うくらいなら、偏光機能の無いサングラスを
買われたほうが良いと思います。高くて粗悪なものもあるのが現実です。
偏光レンズはある程度のグレードのメーカーで、ある程度の金額を
覚悟されて購入されることが失敗しない偏光レンズ選びのコツです。
レンズカラーも快適度を左右する重要なファクターですので、
お求めの際は是非ともご相談下さいませ。
TOP画像は度なし。TALEXレンズ(ミラー)withオークリーなので高めです。
度なしで¥18000~ 度付きで¥35000~が相場かと思います。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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