Blue-Cut Lutina
昨年より新しいタイプのブルーカットレンズとして登場した東海光学の「ルティーナ」がジワジワと売れております。
眼の色素「ルテイン」をモジッているわけですが、ルテインが紫外線により損傷されるのを防ごうとう言うコンセプトのレンズです。
紫外線を含めた青色光をカットすることからPCレンズとしても評価されていますが、パソコン作業以外での屋外使用もオススメできるレンズとなっています。
眼の日焼けによって肌のシミが増えるメカニズムが分かってきたので、通常の眼鏡レンズよりもUVカット率の高いルティーナの注目度も上がってきています。
ブルーカットレンズの代表的なブルーの反射光も無く、外見上の違和感が無いことも特徴の一つです。
レンズのプラスチック素材自体にカットする材料が練りこまれています。
各社このレンズのラインナップが始まってきましたが、元になる材料の精査してみると「ルティーナ」のパフォーマンスが高いと思います。
アイケアの観点からご注文頂く機会も増え、カラーレンズタイプでもご注文を頂いております。
お出かけ時に薄っすらと色が入っていると非常に眼が楽です。
眼の疲労は脳の疲労とも言われるので、このあたりのケアも今後注目されてくると思います。
新UVカット機能レンズでスッキリしましょう!
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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