Vintage

Vintageメガネのレンズ交換を承りました。

年代モノを感じさせる風合いを殺さないためにも、今回はレンズ交換のみ。
掛ける人のスタイルやムード、アイテムのキャラクターでこのあたりを決めます。


外してみると今のレンズより肉厚です。
素材は当然ガラスです。


当時のレンズにはこういう刻印を打っているものが多く、Niceです。
今でもOAKLEYの純正度付きレンズには刻印が入っており、
アメリカっぽい息吹が受け継がれていますね。


薄いブラウンのガラスレンズを依頼されました。
薄いブラウンと言っても超難しい。
全般的に言えることですが、薄いカラーほど難しいと思います。

私個人としてはイメージ通り。
気に入って頂けるかどうか・・・・・。

古いモノは古いモノらしくある方が良いと思います。
前回のリペアは「実は古い」という感じを狙いましたが、今回は経年劣化の味を
そのまま生かしてカスタマイズすることにしました。

ヴィンテージの魅力はエイジングでは出せない「生の感じ」に他ならないと思います。
綺麗な眼鏡が欲しかったら新品を買えるわけなので。

綺麗にするより古く見せる方が難しい。

 

 

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