コスパの良いメイドインジャパンなメガネ -プラスチックフレーム編-

JINS(ジンズ)やZOFF(ゾフ)のようなメガネから少しステップアップして、「日本製」のオシャレなメガネを掛けたいと思っている方も多いハズ。けれど、どのブランドを買っていいの?と思ってはいませんか?

そこはメガネの事ばかりに日々取り組んでいるbootは、メガネ業界の裏の裏まで知っているので総合的に考えて「コスパの良い」日本のメガネブランドをご紹介できるのではと思いました。本当は「コスパが良い」って言葉を使いたくないのですが、ユーザーの方々の目線に立ちこのポイントが気になっているなという観点から使いました。

もしかしたら、皆さんが考えられるよりも少し高価かもしれませんが、真面目な日本製として考えると、このあたりが自信をもってオススメ出来るかなってブランドをご紹介致します。

bootの判断基準を明確にします


まずステップアップな国産メガネを掛けたい皆さんが気になるのは、一般的な評価と少し「通(ツウ)」な人の評価はどうなのかな?って点だと思います。
なのでbootの判断指標に<良いメガネ掛けてるね!度>なる指標を入れました。これはメガネにそんなに詳しくない方や、メガネに詳しい方の両方にアピールできる指標です。他に<コストパフォーマンス>、<デザイン>、<ブランド力>を加えた4つの指標を、bootによる5つ星の評価で表しています。<コストパフォーマンス>の指標が「3」くらいのブランドで、デザインにも気が払われているブランドをオススメするのが良いのではないかと考えました。

あくまで国産ブランドのプラスチックフレームってところを念頭において下さい。
あっそれとこれはbootの独断と偏見ですのであしからず。

「とっととブランドを教えろよ!」との声が聞こえて来そうですが、前提条件が非常に大事なんです。

昨今、日本製と謳いながらも産地偽装などが多く、残念ながらメガネ産地である鯖江の企業主導で行われることも珍しくありません。厄介なことに「国産なのに安い!」みたいなことではなくて、”産地偽装なのに高い!”ってことが横行しているのが非常に良くない。そんな点も前提条件として考慮しています。

■boot4つ指標■
<コストパフォーマンス>
<デザイン>
<ブランド力>
<良いメガネ掛けてるね!度>

 

BJクラシック

BJクラシック HPより

まずコスパの良い国産ブランドと考えて頭に浮かんだのは「BJクラシック」。近年、値上げがありましたが、最安モデルのプラスチックフレームで、¥28000(税抜)はなかなか良いのではないでしょうか。冒頭で申し上げたとおり、皆様が思われるよりも少し高価かもしれません。

今の国内の生産事情を考えますと¥30000円以下で買える国産”ブランド”は貴重な存在になってくると思います。これより安価ですとブランド力が弱かったり、生産背景が怪しかったりするので、結構重要なファクターです。

BJクラシックは、日本のトレンドによくマッチしていて、男女問わず選べるユニセックスなモデルとカラーリングが特徴です。
ブランド名にあるように「クラシック」スタイルが全盛の昨今では、ホントちょうど良い国産ブランドの地位を確立していると思います。

星野源さん、佐藤栞里さん、本田翼さん、指原莉乃さん、佐藤健さんなど、TVで活躍される方々の愛用が目立っています。

 

BJクラシック
https://bj-classic-collection.co.jp
<コストパフォーマンス>  ★★★☆☆
<デザイン>        ★★★☆☆
<ブランド力>       ★★★☆☆
<良いメガネ掛けてるね!度>★★★☆☆

 

イエローズプラス

イエローズプラス HPより

5年くらい前だったら、そんなにコスパが良いなぁとは思わなかったイエローズプラスです。しかし¥29000(税抜)から買えるラインナップは、今となってはやはりコスパが良いなと思います。ブランドイメージも良いですし、クラシック過ぎないデザインも魅力です。

イエローズプラスもユニセックスなモデルとカラーリングが多く、BJクラシックよりは女性のファン層が多い印象のブランドです。デイリーに掛けるブランドとして、オススメのブランドです。

 

YELLOWS PLUS
https://www.yellowsplus.com
<コストパフォーマンス>  ★★★☆☆
<デザイン>        ★★★☆☆
<ブランド力>       ★★★☆☆
<良いメガネ掛けてるね!度>★★★☆☆

 

DIGNA Classic -ディグナクラシック-

DIGNA Classic HPより

メガネの好きな方でも、意外なブランドを出してきたなと思われる方もいらっしゃるかと思います。それもそのハズ、DIGNA Classicは大手メガネチェーンの「パリミキ」のオリジナルブランドです。大手量販メガネ店のよくあるPBブランドかと思いきや、全然そんな事はなくて本気のモノづくりで間違いありません。

完全にメンズライクなデザインが多いのですが、やはり¥28000(税抜)からプラスチックフレームのラインアップがあります。鯖江に自社工場を持っていることも大きいと思います。

DIGNA HOUSEというDIGNA Classicの専門店もあり、その店構えは東京でも随一の雰囲気を誇ります。パリミキの枠を飛び越えてブランド化に成功しているので、今後は一層注目を集めると思います。

 

DIGNA Classic
https://www.digna-classic.com
<コストパフォーマンス>  ★★★☆☆
<デザイン>        ★★☆☆☆
<ブランド力>       ★★☆☆☆
<良いメガネ掛けてるね!度>★★★☆☆

 

GROOVER -グルーヴァー-

GROOVER HPより

国内では、かなりカルトな人気を誇っているGROOVER。今回の趣旨とは少しズレるかもしれないのですが、やはり¥28000(税抜)からプラスチックフレームのラインアップがあります。独特なデザインのブランドは、価格が高くなる傾向にあるのですが、関東唯一の眼鏡工場「GYARD」を有しているので、デザイン料の上乗せが無い珍しいブランドです。自社工場を背景に持つブランドの多くは、シンプルなデザインで生産本数を稼ぐのですが、真逆のスタンスで突き進んでいます。

カンニングの竹山さんが愛用していることでも有名で、ハリウッド俳優のサミュエル・L・ジャクソンや、故・アヴィーチーなど海外セレブに多数ファンがいます。日本ブランドながら国内取り扱い店舗が少ないのが残念。

 

GROOVER
https://groover.tv
<コストパフォーマンス>  ★★★☆☆
<デザイン>        ★★★★☆
<ブランド力>       ★☆☆☆☆
<良いメガネ掛けてるね!度>★★★★☆

 

EFFECTOR -エフェクター-

EFFECTOR HPより

オプティカルテーラー「クレイドル」のオリジナルアイウェアブランドとして誕生した「エフェクター」。厚ミリプラスチックを、流行させたブランドと言っても過言ではないと思います。エフェクターには、女性も掛けられるシリーズもありますが、ブランドの印象として男臭いブランドです。ブランド設立当初から割安な価格設定でしたが、未だに人気モデルの「fuzz」が¥24000(税抜)で買えるのは凄い。最近のモデルは少し値上げ傾向になっているようです。

アンダーカバーなど、有名アパレルブランドとのコラボネーションが多いのも特徴の一つです。

 

EFFECTOR
http://effector-eyewear.com
<コストパフォーマンス>  ★★★☆☆
<デザイン>        ★★☆☆☆
<ブランド力>       ★★★☆☆
<良いメガネ掛けてるね!度>★★★☆☆

 

今後、メイドインジャパンのメガネは希少になっていく

コロナ前からメガネ産地は職人の高齢化が懸念されていました。コロナの影響で廃業される工場も出てきており、国産メガネの生産数はもう増えることは無いでしょう。それに加えこの20年、中国製・韓国製の安価なメガネの大量輸入により耐えることの多かった国産メガネシーンです。

モスコットに代表されるように「MADE IN CHINA」と記載されていても、高い価格でお客様が買ってくれたりする一方で、「えっこんな日本ブランドっぽい名前なのに実は中国製なの?」といった日本企業の産地偽装も横行しています。

メガネ業界人でも知らない方が多く、一般の方はもっと分かりませんよね。
bootはちゃんとやっている日本のブランドを応援したいという想いがあり、そんな裏事情も鑑みながらbootのオススメを紹介させて頂きたいと考えております。

 

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