HONG KONG FAIR

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定休日を利用して、弾丸な”香港オプチカルフェア”へツアーしてきました。
ネットのボーダレス感と同様に、人・モノ・事が実世界でもボーダレスになってきている気がしています。

¥15000の往復航空券で行ってきましたが、24時間の滞在もトラブルもなく予定通り。
羽田の国際化や成田のLCC乗り入れが、ボーダレスな人の移動を加速させていることは間違いなさそうです。

 

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私達が9月に参加したラスベガスの展示会”VISION EXPO WEST”からスタートした秋の展示会シーズンも、この香港フェアで終わりを告げます。

世界各国で面白そうな展示会が近年スタートしているので、時間があればそちらもチェックしたいところです。

 

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以前もお話させて頂いたことがあると思いますが、香港眼鏡見本市(通称:香港フェア)の中に雑誌「V MAGAZINE」が主催するVOSというエリアがあります。
毎年テーマがあって、今年は「コミュニケーション」。

世界中のブティックブランドが60社集まったエリアで、アジアの展示会の中でも屈指の注目度を誇ります。

私は「V MAGAZINE」の日本版をお手伝いをさせて頂いているので、今回も多くの時間を現地V MAGAZINEスタッフとのミーティングに費やしました。

 

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最新号のV MAGAZINE(香港版)では、私が取材したラスベガスのVISION EXPO WESTの記事が掲載されています。
日本でも雑誌記事を書いたことなど無いので、香港版のV MAGAZINEがデビューとなりました。

GROOVERやメガネナカジマのバイイングで色んな展示会を周っているので、ついでと言ってはなんですが取材をしたりしています。
写真も撮りますが、どちらも片手間な感じが否めません。

あくまでGROOVERの売り込みと、メガネナカジマのバイイングがメインです。

 

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展示会2日目の夜、VOS主催のパーティーがありました。
競馬場内にあるパーティー会場ですが、競馬が開催されている時はVIPルームだと思います。

 

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世界各国から集まったセールスマンやデザイナー、エージェントが一同に会します。

 

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この会場でVOSのアワードが発表され、表彰式が行われます。
V MAGAZINE JAPANの石原さんもプレゼンターとして登場。

来春のVOS TOKYOへバトンタッチされた感じでした。
VOS TOKYOのテーマは「LINES」です。

 

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V MAGAZINEのボスMr.Kamenとも、引き続き良好な関係を確認しました。
日本版の創刊から約1年の間に、本当に色んな事が起こりました。
言えないような事態もありましたが、少しづつ前進しています。

来春が楽しみです。

メガネナカジマのセレクトで面白そうな物がないかチェックしましたが、これといったモノはありませんでした。
今年はアメリカと日本でバイイングしたアイテムをご紹介します。
これはこれで面白いものが沢山有るので、お楽しみに。

 

 

【後記】
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残業でレンズ加工をしているとEテレで「香港は誰のものか」という特集を見入ってしまいました。
香港出張まで2週間ほどのタイミングだったのでタイムリーだった事と、一昨年に香港フェアを訪れた際に遭遇したデモを思い出しました。

あのデモから2年後である今年の香港立法会(議会)選挙を取材しているのですが、だいぶ様相が変わっているようでした。
もし機会があれば見てみてください。面白い内容です。

 

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私が感じる香港は今も昔もあまり変わりません。
攻殻機動隊の舞台になった町並みや、ビルすれすれを飛び世界一着陸が難しいと言われた啓徳空港がまず頭に浮かびます。

空港はアジアを代表する国際空港になったし、確かに雑多なネオンが減ってきたようにも思います。屋台も減ったしローカルな生活雑貨を売る店も見かけなくなってきています。
偽物や海賊版だらけだった露天はまず無くなりました。

そういった意味での香港感は薄れてきているかも知れませんが、やっぱり香港は香港なんだよなぁ~とつくづく思います。

人なのか食なのか気候なのか、ちゃんと香港のローカリズムを感じます。
まず空港を降りたら”匂い”が違います。
変化の早い東京も、やはり東京のローカルな雰囲気がちゃんとあるんだと思います。

その場所に行かなければ感じることが出来ない何かは、ネットに今のところは駆逐されていない事実です。
私自身も世界に1つしか無い、そこにしか無い面白い眼鏡屋になりたいと思っております。

 

 

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