X-Metal Repair
加工場のリニューアルで、今までオフィシャルには受けていなかったOAKLEY X-METALのノーズブリッジの修理を出来るように設備しました。
ラインナップから消えて久しいXメタルシリーズですが、未だに多くのファンがいらっしゃいます。
スポーツサングラスも一時のブームは過ぎ去りまして、必要な方には行き渡った感があります。
メガネナカジマはスポーツされる方のギアとして、また視力補正の道具として販売させていただくことが多かったので、並べているサングラスがそのまま売れることは稀でした。
これまでスポーツサングラスの度付化やカスタマイズを多くやらせて頂いた事が、今でも多くの方にいらして頂けている一因だと思っています。
こんな不景気な時代にホントありがたいです。
2010年頃まで約10年ほど続いたブームは凄いものがありました。
その当時よりも今はカスタマイズ出来ることが増え、プロダクトも良くなり一番良い円熟期だなと悦に浸りながら販売させて頂いております。
Xメタルシリーズは映画「Mission:Impossible」でトム・クルーズが司令を聞いた後に爆発する”あのサングラス”として登場したのが「ROMEO」。
その後、イチローで有名になった「JULIET」などXメタルシリーズは名作揃い。
アメリカで鋳造されていたこともあり、これぞアメリカっていうプロダクトでした。
レンズユニットとノーズはカシメピンで固定されていて、長年使用しているとヘタってきてしまいます。
画像のように隙間が出てきて緩くなります。
これの修理対応がOAKLEYで終わってしまったので、ご要望が出てき始めたわけです。
今までは売品のみ修理させて頂いておりました。
新しいブッシュに交換してカシメ直します。
これでブリッジの緩みは修理することが出来ました。
修理費用は¥6000+taxとなります。
ブログを再開して「再開したんだね」と数人の方に言っていただくことがありました。
SNSであれば「いいね!」がレスポンスになり、何となく反響を実感できるのですがブログはそれがない。
レスポンスがありませんと張り合いが無いので、やはりSNSへ移行していく気持ちが分かります。
「いいね!」が特に意味を持たなくなっていますが、「いいね!」の数は多くの方が気にしているところではあると思います。
インスタグラムは「いいね!」の数が外見からは分からない仕様に変更されました。
「いいね!」に惑わされてはいけません(笑)
10年以上前、web2.0が声高に新時代の到来であると言われていて、何がそんなに変わるのだろうと実感がありませんでした。
スマホの登場によりそれが一気に開花して、SNSがあっという間にメインストリームになってしまいました。
当時ウェブ系の会社に投資して色々と自分自身も動いていたのですが、もう全然ついていけません。
2006~2008年位が人生で一番忙しく遊ぶ暇もありませんでした。
またブログのような旧世代のツールを活用しながら、再度濃い情報を発信しようと思っています。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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