リテイナーからアウトドアツールへ広がる、チャムスのポップで便利なギア
先月の記事で告知したとおり、去る4月4日(月)~6日(水)の3日間、東京渋谷にてboot主催によるアイウェア展示会「渋谷メガネ“ランブル”の日」が開催されました。この春の時期に東京各地で催されるアイウェア業界のオフラインイベントの中にあって、一番こじんまりした規模でしたが、集まった8ブランドは“濃い口”な個性派ばかり。そんな彼らを会場にて取材したレポートをお届けします。第5回目は『CHUMS (チャムス)』です。
今回のイベント会場を堅苦しい商談の場から、居心地のいい場所に変えてくれたカラフルなアウトドアグッズの数々。チャムスといえば、マニアックなホビーだったアウトドアライフをよりカジュアルで身近な存在へと、間口を広げてくれた立役者。キャンプ場やアウトドアイベントで、ブランドマスコットのカツオドリ”ブービー”を見ない時はない、といっても過言ではないでしょう。そんなチャムスとはランブルが始まって以来の長い付き合いなんです。
CHECK!!
激しい動きでサングラスが落ちてしまう。その経験がチャムスを生んだ
チャムスは今でこそ、ポップなアウトドアブランドの代表格として知られていますが、ルーツは”リテイナー”にあります。リテイナーとはいわゆるグラスコード。つまりメガネと密接な関係にあるのです。そのキッカケはコロラド川のリバーガイドだった創設者が、激流に揺られて何度もサングラスを川に落としてしまうことから作り始めたというもの。昨今、グラスコードというとラグジュアリー志向が強いですが、チャムスのそれは完全なギアなんです。
ブランドルーツのリテイナーは、数えきれないほどの種類がラインナップ
チャムスのリテイナーはブランドのアイデンティティとして、今も数多くがラインナップしています。夏にピッタリなパイル地や水に濡れてもお構いなしのネオプレーン(ウエットスーツの生地)、水に浮くフローティング仕様のもの、ヒッピーライクなビーズクラフト系、エトセトラエトセトラ。これだけバリエーションも豊富なら、服のコーディネイトに合わせて複数のリテイナーを着せ替える、なんて使い方もおもしろいかもしれませんね。
海山から自宅の庭まで、アウトドアライフが楽しくなる沢山のプロダクトたち
ブランド誕生から数年後には名作、ハリケーントップを始めとするアパレル、丈夫なバッグなどのアクセを発表。今ではテントや折り畳みチェア、クーラーボックス、カトラリーなどのグッズも手掛けています。さらにキャンプ料理を美味くする、無添加のオリジナルスパイスまで登場! 海山でのアウトドアシーンから庭でのBBQまで、一歩外に出れば休日が楽しくなるチャムスのプロダクトたち。これからの季節に大活躍すること間違いなしですね!
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実川 治徳
フリーランスライター
アパレルブランドの店長、プレスを経て2000年からフリーランスライターとして活躍。アイウェアやファッションに特化した記事をメディアに寄稿し続ける。2005年から眼鏡の専門誌として知られるワールドフォトプレス発行の「モードオプティーク」にて、アイウェアの国際展示会SILMのリポートを執筆し、世界中のデザイナーと親交を深める。2016年からはネコ・パブリッシングがバックアップする「V MAGAZINE JAPAN」の編集・執筆を手掛け、世界のアイウェアシーンを発信する。フリーランスのフットワークの軽さを活かし、現在はメガネブランド「GROOVER SPECTACLES」の北米向けセールス&プロモーションを担当。
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