世界でやってみた！オークリー ジュリエットのブリッジノーズチューニング動画選


スポーツサングラス界のジャイアント「OAKLEY-オークリー」には、90年代を代表するサングラスモデルが多くあります。その中でも一番影響力があったと言っても過言ではない「JULIET-ジュリエット」というモデルがあります。廃盤になって久しい現在も、世界中にコアなファンがおり未だに人気が衰えません。

まず90年代の一時期、マイケル・ジョーダンはオークリ社の取締役にいたそうで、このジュリエットを掛けて広告に登場していました。それを見たイチロー選手はスポーツモデルでは無かったジュリエットをプレー時に掛けるようになりました。あんなチタン合金の重いフレームをよく掛けられたもので、それはそれは注目を浴びました。

ハリウッドでも「X-MEN」でサイクロプスがスペシャル仕様のジュリエットを掛けていたりと、話題に事を欠かなかったジュリエットでしたが既に生産終了。ジュリエットにはロメオという兄弟モデルが存在して、以前bootのコラムでも書かせて頂きましたが、「Mission: Impossible」でトム・クルーズがオープニングで掛けていたモデルがROMEOです。

毎日、メガネ屋 2021.07.13 ～東京オリンピック2020とスポーツサングラス～
2021.07.13
毎日、メガネ屋 2021.07.13 ～東京オリンピック2020とスポーツサングラス～
東京オリンピック2020とスポーツサングラス 東京オリンピックの開催が間近となりましたが、純粋にオリンピックが待ち遠しいといったムードで無くなっているのが残念でなりません。 2008年の北京オリンピックで、メガネナカジ...

 


今年、メタル用の３Dプリンターで復刻された「ロメオ＆ジュリエット」が発売され、価格が約150万円であることがニュースになりました。既に金型が廃棄されてしまったため、３Dプリンターでの復刻となったようです。日本にも数セット入荷している情報がありました。

 

世界中でジュリエットの修理動画がアップされていた

メガネナカジマでは、かねてよりジュリエットの修理を行っておりました。昨夏はコロナの影響もあり時間もあったので、修理動画を制作しYouTubeへアップしていました。ジュリエットはかなり特殊な構造をしていて、経年劣化で内蔵しているクッション代わりのブリッジゴムがダメになってしまいます。

その際、特殊な工具を用いて修理するのですが、これがまた超特殊修理なワケです。この修理をすれば直るのですが、既にオークリ社の修理対応も終わっていて社外で修理するしか方法がありません。そんな私が作った修理動画は↓

この動画をご覧になられた方が修理をお持ちになられたりするのですが、この動画横に何やら同じようなことをやっている外国の方の動画があるぞ！って気づいたのです。

 

世界のジュリエット修理動画選

0akleydr delos reyes　さん

縦型動画で何語か分かりませんが、解説しながら修理していきます。使用している道具は私が使用しているものと似たような構造のものです。押し込む時に”チャック袋”を敷いて傷がつかないようにしているのですが、「それじゃ傷がついてしまうよ」と教えたくなります（笑）

 

lakka laka　さん

個人的に一番衝撃的だったのですが、ハンマーで修理していきます（笑）
もはや抜きピン工具は使いません。ワイルドだろうぉ～♪

 

Oakley XMETAL Nosebridge Tightening　さん

最後にご紹介する動画は一番それっぽい！恐らく自作の修理機を作ってしまった様子です。ちょっと大袈裟かなと思いますが、奥の方に写り込んでいる純正ディスプレイの中には純正パーツボックスがギッシリと詰まっています。これは只者ではありませんね。気になります。

 

今でも愛されているジュリエット

ジュリエットはXメタルシリーズと言って、チタン合金を使用したサングラスのコレクションでした。そのXメタルシリーズの中でも飛び抜けて人気があり、このようなマニアックなファンが世界中に存在しています。メガネナカジマでも出来る限りリペア出来るように準備していきますので、何かありましたらご相談下さいませ。

 
 
 



 

 

 

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