It was great!
北京・ロンドン五輪に2大会連続出場を果たしたMTBライダー片山梨絵選手が
10月28日に行われたジャパンシリーズ白馬大会をもって引退されました。
最後も片山選手らしく優勝で締めくくってくれました!おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。
*レース前夜、アテネ五輪日本代表の竹谷選手と3人で決起集会@選手村前
8年前、ある方のご紹介により片山梨絵選手と初めてお会いする事となりました。
以前、ブログにも書いたと思いますが、国内チャンピオンでありながら、
アテネオリンピック選考レースで負けてしまった年の秋ごろでした。
全面的に練習環境やギアを見直しているシーズンオフだったようで、
五輪を逃した失意からか今では考えられないくらい元気の無い片山選手でした。
当店のような一眼鏡店が後のオリンピック選手をサポートする事になるとは
思いもよらず、軽い気持ちでサポートを受諾してしまいました。
女性用のスポーツサングラスが少なく、小顔すぎる片山選手絵のフィッティングは
困難を極め、数々のTRY&ERRORに心が折れそうになりましたが、
仲間の尽力もあり8年間お手伝いをさせて頂きました。
私にとってもメガネナカジマにとっても大きな財産です。
今回、最後のレースで掛けられていたレンズもロンドンオリンピックでは出番の無かった
クリアレンズを着用されていました。クリアレンズを一番色々試したかな。
北京五輪の時には私もサポートで参戦し、選手村の前でレースで戦うレンズを
メンテナンスしました。撥水加工剤に目をつけられ軍人に見張られながらの
レース前夜の事を今でも印象深く覚えています。
片山選手の活躍を通して8年間いろんな経験をさせて頂きました。
オリンピック選手をサポート出来たことを誇らしく思います。
本当にありがとうございました。
今後の片山選手のご活躍に期待しております。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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