KOWALSKI WOOD&STONE
南極観測隊サングラスの製作が直前でスケジュールが飛んでしまったので、10年振りで大人しい8月を過ごしております。
お盆の最中であっても遠方よりお客様にいらして頂いたり、馴染みのお客様にいらして頂いたりと忙しくさせて頂いております。
サングラスを使うピークシーズンではありますが、作る方は一段落。
腰を据えてやりたかった事があったので、パソコンの前に張り付いている最近です。
春にニューヨークで行われた眼鏡見本市”VISION EXPO EAST”で、一番気になっていた眼鏡が入荷してきました。
ウッド(木)・メタル(金属)・ストーン(石)・カーボンを組み合わせたコワルスキーのWOOD&STONEコレクションです。
↑のモデルはウッド・カーボン・ストーン・アセテートを組み合わせたモデルで、テンプルやノーズの調整が可能です。
数年前からストーンを使った眼鏡に興味があって、海外展示会でチェックを欠かさなかったのですが高い!
ゆうに10~20万円していました。
コワルスキーのWOOD&STONEコレクションは¥55000~と現実的に楽しめる価格なので即決してセレクトしました。
KOWALSKI WOOD&STONE
RICKY 55000yen + tax
サーモントも積層ウッドの表面にストーンが貼り付けられています。
こういった木や石の眼鏡はフィッティングが出来ないものが殆どなのですが、異素材を組み合わせながら良く考えられています。
横から見ると素材がラミネートされているのが分かります。
展示会の度にコワルスキーのドイツ人社長に合うのですが、かなりクレイジーな物づくりをする方です。
取扱には気苦労が多いのですが、木や石の天然素材を掛けるという満足感は高いと思います。
重さ的にもアセテートフレームより少し重いかな?と言う程度です。
それぞれに表情が違う眼鏡なので愛着も湧くと思います。
日本でもそれほどセレクトしているお店は多くないと思うので、一見の価値はあると思います。
こんな珍しい眼鏡を今後セレクトしていく予定です。
お楽しみに。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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