PRIZM LOW LIGHT
OAKLEYからPRIZM LOW LIGHTなる新レンズを搭載したJAWBREAKERとRADAR EVが入荷して来ました。
個人的にちょっと衝撃的なレンズカラーでして、PRIZMの本気度がうかがえると思っています。
夕暮れや曇りの日など光量の少ない時に、効果を発揮するレンズカラーであることは間違いないんです。
例えば曇りがち日とか、天候の変わりやすい雪山とかで威力を発揮するでしょう。
ただ↓の動画でPRIZM ROSE × PRIZM PINKのどっちが良いでしょう?という検証をしています。
まぁシュチェーションによったり、好みによったりで変わるんですが、PRIZM SNOWまでラインナップしているのにPRIZM LOW LIGHTは必要なのかって点です。
PRIZM LOW LIGHTは可視光線透過率76%なので、夜間運転にも使える濃さです。
つまりOAKLEYは晴れた天候から夜までのレンズカラーラインナップを全て抑えたという事になります。
PRIZM LOW LIGHTが夜間運転に向いているかと言えば、そこに特化している感じではないので、今後PRIZM LOW LIGHT”DRIVE”の余地は十分にあるでしょう。
このあたりにOAKLEYの本気度とPRIZMカラーの将来性を一段と見せてもらえたかなと感じております。
JAWBREAKER Polished White / Prizm Low Light
28000yen + Tax
RADAR EV Polished White / Prizm Low Light
28000yen + Tax
私がライフワーク的に研究を進めている観点からも、かなり面白いカラーです。
レンズカラーのあり方を180度変えられるような取組をしていまして、開発のプロセスは違うんですが、似たような着地点に行き着くのではと思ってます。
PRIZM LOW LIGHTと全く同じ発想でも新レンズをGOODMAN LENS MANUFACTUREで開発していまして、今春リリースします。
私達は夜の運転から始めたので、ナイトドライブカラーをリリースする予定です。
サングラスレンズは恐らくこういった観点から紐解いていく、面白い事になっていきそうです。
自身の研究を東京オリンピックまでに間に合わせたかったけど、プロダクトは間に合わないかな。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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