SILMO in Paris
昨年より自社ブランドの「GROOVER」を世界最大の眼鏡見本市「SILMO」へ出品しております。
規模が大幅に縮小された日本の眼鏡見本市「IOFT」と比べ、約10倍ほど出展社数と広さを誇るかもしれません。
MADE IN JAPANの眼鏡は人気がありますが、欧米で通用するジャパン・ブランドはあまり多くありません。
フィッティングの近いアジアでの需要が高く、主戦場はアジアマーケットとなります。
日本ブランドにとって欧米の壁は高く厚く、デザインやビジネス・パートナーなど課題は山積です。
N.Yのアイウェアシーンに多大な影響を与えたビッグマン Selima SalaunもGROOVERをチェックしてくれました。
ご自身の眼鏡ブランド&ショップ「SELIMA OPTIQUE」のオーナーでありデザイナーでもあります。
もしかしたらGROOVERとSELIMAで何かが起こるかもしれません。
お楽しみに。
GROOVERもヨーロッパでの販売パートナーが決まり一歩づつですが前進しております。
とにかくヨーロッパの壁は分厚いのですが、全く通用していない感じでは無い事だけが救いです。
保守的なバイヤーが多く、あまり変化を望みません。
イタリアや北欧などは少し様子が違うようなのですが、ヨーロッパにチャレンジし続けて知名度を高めなくては。
最終日にビル・バートン氏とお会いすることが出来ました。
彼はアメリカのアイウェアビジネス界の重鎮で「Barton Perreira」を取り仕切っています。
日本でも人気の高いOLIVER PEOPLESがイタリアへ売却されるまで、辣腕を奮っていた猛者です。
バートンとも来週日本でミーティングする予定なので、このあたりも面白くなりそうです。
パリで世界のビッグマンと会談する機会が多くあり、色んな意味で成長できました。
日本では考えられないようなビジネスが展開されています。
眼鏡はやっぱり面白いんです。
今後のGROOVER&メガネナカジマをお楽しみに!
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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