なに色に見えますか?

このドレスは何色に見えますか?人によって実は全然違う色に見えている!


5年ほど前に、SNSで流行った「THE DRESS」なる一枚の画像なのですが、人によって見えている色が全然違うようだと話題になりました。これは人が色を認知する「色覚」という機能が関係しているのですが、ドレスそのものに当たる光や、光や背景などの関係性で個人差が生まれているようです。

「青」と「黒」に見えたり「白」と「金」に見えたり、その中間色に見えたりと様々な「色」が存在しているのです。




本当のドレスの色は「青」と「黒」のボーダーなのですが、この「THE DRESS」は日によって見える色が違うなどの現象が起こり、ジッとみながら「白&金」から「青&黒」に見ることが出来る人まで現れています。

 


そんな「色覚」の話を、作家である川端裕人さんがまとめられました。
色覚研究の分野から色々な事が分かってきていて、まだ眼科医・眼科学会・メガネ店などにまだまだフローしていない「色覚」のお話。
是非ともご一読頂けたら幸いです。

 

「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論
 川端 裕人 著
 筑摩書房

 

 

今後、bootでは川端 裕人さんへの取材や対談・講演など、どのような形か分かりませんが、発信していく準備をしております。今後ともフォローをよろしくお願いいたします。

 

 

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