IOFT2018
今年も10月22-24日に「IOFT2018」が開催され、私もGROOVERの出展社として参加してまいりました。
メガネベストドレッサー賞が発表され、加藤綾子さんや豊川悦司さんが受賞され終始華やかなムードで幕を閉じた3日間でした。
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・IOFT2018へ出展&仕入れ
・最難関の「メガネ大賞 メンズ部門」を受賞
・アジアを中心にバイヤーで賑わう
・ハリウッド俳優のサミュエル.L.ジャクソンさんもGROOVER HEADSに
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今回のIOFT2018からアワードが刷新され「メガネ大賞」なる名称に変更となりました。
2016年に「アイウェアオブザイヤー」をGROOVERはキッズ部門で受賞しているのですが、審査員も一新されよりアワードの価値を上げていこうという試みのようです。
確かに今年の受賞ブランドは納得なところが多かった気がします。
惜しくもグランプリは逃してしまいましたが、会期中はアジアンバイヤーに取り囲まれ忙しい三日間となりました。
「アワードを獲ってもあまりセールスは変わらないよ」って言ってましたが、有り難くご注目を頂き商談の機会も多かったです。
受賞モデルは「GOROUND」。
偶然の産物で出来たモデルだったのですが、まさか最難関のメンズ部門で受賞するとは思いもよりませんでした。
GROOVERのメタルとプラスチックのコンビネーションは特徴的で、GYRADならではの製法で作られています。
質の良いコンビネーションが福井・鯖江で作るのが難しくなってきている現状にあって、GYARDのコンビネーションは海外に持っていくと非常に高い評価を頂きます。
少し古臭い雰囲気で仕上げているのですが、この雰囲気に仕上げるのが至難の業であります。
機械工程が多くなった昨今の眼鏡作りにおいて、ハンドメイドの工程が多いGYARDは伝統的な製法で作られるため、クラフトマンシップがプロダクトに表現されます。
この部分はGROOVERに表現においての最大の魅力であり、日本の技術力に憧れる海外の気鋭デザイナーから注目される所以でもあるのです。
サングラス部門を受賞したPARASITEのヒューゴとも記念撮影。
彼はフランスの世界的に権威のあるアワードも獲得しているので、もう大御所と言っても過言ではありません。
彼と私は同い年で、若手デザイナーが頭角を現してこない昨今の状況において、いち早く世界的な成功を収めた一人です。
メガネ業界は新しいメガネデザイナーが出てこないし、過去に成功したデザイナーの殆どがブランドを売却してしまっています。
そんな中でヒューゴは存在感がありますね。
IOFTが始まる直前までロサンゼルスへ出張していたのですが、帰国後すぐにGOODニュースが届きました。
ハリウッド俳優のサミュエル・L・ジャクソンさんがGROOVERのBAYRONを掛けてインスタグラムに載せてくれました。
古くは「星の王子 ニューヨークへ行く」や「パルプ・フィクション」、最近では「アヴェンジャーズ」などのマーベル系にも出演されています。
6月の渡米時に縁があってGROOVERを気に入って頂きました。
かなり早くから私達には画像をもらっていたのですが、10月になりようやくポストしてくれました。
実は10月の今回の出張でもビッグネーム3名とコンタクトを取り、GROOVERをおかけ頂いています。
インスタに御本人がアップされたらご報告させて頂きます。
そんなこんなで何かと実りの多い秋となりました。
メガネナカジマの仕入れもいい感じです。
中島 正貴
有限会社スクランブル 代表取締役
1999年にメガネ業界に入る。新宿の紀伊国屋にあった三邦堂(閉店)でドイツ式両眼視測定を学ぶ。2006年よりメガネブランド「GROOVER」を立ち上げ、国内外の展示会へ出展する。2011年より世界初のレンズカスタムレーベル「GOODMAN LENS MANUFACTURE」を立ち上げる。2016年より世界のアイウェアシーンで有名なアイウェアマガジン「V.MAGAZINE」、アイウェアエキシビジョン「V.O.S」の日本開催権を取得。ネコ・パブリッシングの協力により「V.MAGAZINE JAPAN」の刊行と、「V.O.S TOKYO」を開催する。2021年には日本発のスポーツサングラスブランド「XAZTLAN」を発表。2022年、メガネの「ホントにミニマムな国際展示会RAMBLE」を7年ぶりに復活。2023年、5坪のメガネ屋「陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN」を表参道にオープンさせるなど精力的に活動中。
職歴
・メガネナカジマ代表
・陽ハ昇ル GROOVER×XAZTLAN オーナー
・GROOVERデザイナー
・GYARD主宰
・XAZTLAN(ザストラン)ファウンダー
・東京セイスターグループ理事
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