眼鏡店へ行く前に準備しておきたい3つのこと

フラっと入ったお店でメガネを買う。もちろんそれも良いのですが、より自分のライフスタイルにフィットし、快適に使える1本に出会うために、お店へ行く前に準備しておきたいことがいくつかあります。当日お店で慌ててしまわないためにも、ぜひご確認を。

1.なりたいイメージや、使用用途を整理しておく


似合うメガネに出会うためには、テイストやオケージョンを意識すべきという話をこれまでのコラムでしてきました。欲しいメガネのイメージが漠然としたままだと、お店でたくさんのメガネを前にあれこれと迷ってしまいます。そのため、事前に自分の「なりたいイメージ」や、「どんなシチュエーションで使うメガネなのか」といったことを整理しておくとよいでしょう。

じつはそうした準備が重要なのは、フレーム選びに限ったことではありません。運転用、パソコン作業用、スポーツ用など使用用途やがはっきりしている場合は、最初にそれを伝えることでレンズの選択や度数の決定においても的確なアドバイスをしてもらえます。

 

2.そのメガネを使用する服装でお店へ行く

以前も触れましたが、購入予定のメガネの着用シーンが決まっているのであれば、なるべくその服装でお店へ行ったほうが、しっくりくるものが選べます。たとえばお仕事用のメガネを選ぶのであれば、休日でも普段の仕事の服装やヘアスタイルでお店に行くほうが試着の際にイメージが掴みやすいはずです。

自分で具体的なイメージが描けない場合は、ぜひスタッフに相談を。その際スタッフは、その時着ている服や身に着けているものから好みを探ってフレームを提案してくれることもあるので、普段の自分らしい着こなしでお店に行くことをおすすめします。

 

3.現在使っているメガネを持参する

現在使用しているメガネには、新しいメガネを作るにあたって参考になる情報が詰まっているもの。ぜひお店に持っていくようにしましょう。同じ度数で作りたい場合はもちろん、見えづらさを感じている場合も同様です。「現在の度数では見え方にどんな不具合があるのか」という情報が、測定の目安になることもあります。

また、手持ちのメガネのテイストがスタイリングのヒントになることも。「これまでと似た雰囲気のものを選びたい」のか、または「がらりと雰囲気を変えたい」のを伝えることで、スタッフもイメージが湧きやすくなるはず。もし複数所持しているのなら、可能な限り持っていくことをおすすめします。

コンタクトを併用している人は、ぜひそちらも持参しましょう。ちなみに、コンタクトを着用してお店に行くこともあると思うのですが、外した直後の測定だと、そのデータの信頼度が低くなってしまうのだそう。そのため、可能ならコンタクトではなくメガネでお店に行くのがベターです。

とはいえ、強度近視だとコンタクト無しではフレーム選びに難儀しますよね? 私も強度近視なのでよくわかります。その場合、少々面倒ではありますが、コンタクトを付けた状態でフレームを選び、後日コンタクトを付けずにメガネでお店に行って検査を受けるという方法もあります。

また、ソフトコンタクトレンズの場合は、外してから30分程度(できれば1時間程度が理想)おいてからなら、測定が可能なお店も。これに関しては、行く予定のお店にあらかじめ相談しても良いかもしれません。

準備は、以上です。少々面倒でも、これらを心掛けることで、より納得して、そして快適に使えるメガネを作ることができるはずです

 

 

 

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