調光レンズって何だ?2021


“調光レンズ”(ちょうこう)という名前のレンズを聞いたことがありますか?

“偏光レンズ”(へんこう)と呼ばれるレンズもあって、どっちがどっちだか分からなくなってしまうことも多くあるでしょう。偏光レンズについては、以前書いたこの記事(偏光レンズとは)で、解説しておりますので是非とも読んで頂けたらと思います。


調光レンズは紫外線で色が濃くなる不思議なレンズです。室内や夜では透明で、日中の屋外で色が着色しサングラスになります。1960年代頃から存在していて、発売当時からしばらくの間はガラス素材でした。メガネ業界的には古くからあるレンズで、馴染み深いレンズでもあるわけです。ちなみに偏光レンズは1940年代頃から存在していたので、偏光レンズのほうが先輩。

調光レンズの仕組みを大まかに説明しますと、銀と塩素の化学反応によりレンズが着色します。これを聞いてピンとくる方はカメラ好きの方なのですが、フィルム写真が感光する仕組みでして、調光レンズを英語で言うと「フォトクロミックレンズ(Photochromic Lens)」と言うのです。


日中の屋外ではサングラスとなってくれて、夜は透明になってくれるのですから、そりゃもう万能レンズと呼ばれるわけです。スポーツサングラスメーカーが多く採用しているのは、昼から夜まで交換レンズを持って出かけなくて良い利点があり、荷物を減らすことができます。特にロードバイクに乗られる方は、交換レンズ1枚を持つのも難しい装備で出掛けますので、こういったレンズは有り難いですね。

しかし、調光レンズにもデメリットがあります。

 

 

次のページでは”調光レンズのデメリット”を解説

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