スポーツサングラスに新風を吹かせるジャパンブランド“ザストラン”

去る4月4日(月)~6日(水)の3日間、東京渋谷にてboot主催によるアイウェア展示会「渋谷メガネ“ランブル”の日」が開催されました。この春の時期に東京各地で催されるアイウェア業界のオフラインイベントの中にあって、一番こじんまりした規模でしたが、集まった8ブランドは“濃い口”な個性派ばかり。すでに開催から2ヵ月が経ってしまいましたが、引き続き会場にて取材したレポートをお届けします。第7回目は『XAZTLAN(ザストラン)』です。

 

スポーツサングラスについて、プロアスリート選手の方々に話を伺ったことがあります。「スポーツサングラスに何を求めますか?」という質問に、実際にギアとしての機能が備わっているのは当然ながら「絶体絶命のピンチの時に“焦り”を悟られないこと」、「闘志が湧いてくるような、同時に対戦相手には手強そうに見える」だと語ってくれました。つまりスポーツサングラスのデザインは試合における心理戦に、とても重要だということです。

 

いまいち元気のないスポーツサングラス界に、日本から新たな挑戦者が現る


そうした心理戦に強いアグレッシブなデザインは海外ブランドには多いものの、ネックになるのはサイズ感。ノーズパッドをアジアン仕様にしてもホールド感はイマイチ、という意見も聞きますし、フレーム全体をアジアンサイズとしたブランド、となると探すのは容易なことではありませんでした。また残念ながら日本から新興ブランドが飛び出すことも皆無。そんな状況下で誕生したザストラン。スポーツアイウェアシーンにおける福音となるでしょう。

 

生まれながらにしてプロアスリート御用達という、ダークホース的存在


ザストランは昨年11月に展示会デビューを果たし、今春から店頭販売が始まったばかり。まだ日が浅いこともあって、一般に浸透しているとは言えません。けれど、実は多くの日本人がニュース番組やSNSで、もうすでに目にしているんです。実は野球や競輪など、プロスポーツ界の第一線で活躍する著名な選手たちの間で愛用者が急増しており、メディアに露出する機会もUP。さらに選手同士の口コミで、評判が日に日に高まっているようです。

 

試合に勝つギアであり、ファッション&ライフスタイル。コラボの可能性も!?


スポーツサングラスには、競技で結果を残すための「ギア」としての役割がある一方、アクションスポーツを楽しむ人々の「スタイル」という一面もあります。ザストランはオークリーの傑作デザインを手掛けてきた、元デザイナーとの出会いからプロジェクトが本格始動したこともあり、よって機能とデザインが巧みに融合しています。また横ノリの世界ともつながりが深く、すでにライフスタイルブランドとのコラボも水面下で話が進んでいるとか⁉

 

日本人に最適なサイズ感でつくられた、選べる3つのスタイルバリエーション


上方視界が広く、前傾姿勢のスポーツに最適な“マントラ”と往年のオークリーを想起させるハイカーブ&フィット性に優れた“ゴースト”、ウェリントンのフロントをもち、日常のシーンでも掛けられる“チェロキー”の3つのスタイルバリエーションがザストランには用意されています。いずれも日本人の顔の骨格にしっかりフィットするよう設計され、個々人が細かくフィッティング調整できる仕様。海外のスポーツサングラスではどうもしっくりこなかった、という方は試してみる価値アリなブランドです。

 

 

 

INSTAGRAM https://www.instagram.com/xaztlan/?hl=ja
TWITTE https://twitter.com/i/events/1452524875873067019

 

 

 

 



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